よろず相談承ります」…その前に。

私のHPやブログには
「建設業関連コンサルタントよろずご相談承ります」 
「建設コンサルタント会社経営で培った経験で、
人と街・人と人とのつながりを中心とした
建設業関連コンサルタント業務を行っています。」
と記述してあります。

ふと、今日
「過去の相談事って、何があったかな?」と
振り返って見ました。
多岐に渡ります。
勿論建設関連がほとんどですが、
中には離婚問題、相続の争いの相談、
債務整理に関する問題等がありました。
私は弁護士、司法書士等の資格を有しないため、
建設関連以外は
当然代理人にはなれません。
アドバイス程度です。

会社員・経営者。
経営状況のよい時、悪いとき…
色々な状況を経験してきました。
色々な思惑を持ったたくさんの人と折衝せずには生きられない
人口密度の高い場所で
様々な体験を重ねてきました。

もしかしたら、その経験を見込んでくださったのかもしれません。
様々な人々から、
様々な相談事が持ちかけられてきました。

基本として、
自分で体験していない事は、ご相談には乗りません。
それが基本ですが
最近、相談事の内容が
建設関連以外の問題に付いてのものが多くなってきています。
しかもその内容は、結果次第で
会社または個人の将来に大きく影響するかも知れない程
重要な事が多くなってきています。

そのような相談事の話を聞くたびに、
当の本人の問題の捉え方、理解の甘さこそが
大きな問題だなと思えてならないのです。
当事者はそれほど重要と思っていないようなのです。

当事者は「自己の正当性」を熱く語り、
相手の言い分や主張を聞く余裕を持てない事で、
より問題を難しくしてしまっているケースが多く見られます。
私は
「私の体験での話しは出来ますが、
弁護士に相談されてはいかがですか?」と答えます。

「然るべき時が来ればするつもりです。
ですが、弁護士はお金がかかるので・・・」
要するに人まかせで解決したい、
しかもお金をかけたくない、ということなのです。
被害者意識が強い為、
「なんでこんな事でお金を払って、私が解決しなければならないの?」
それが本音なのです。

昔から人とのかかわりを大切にして来た私は、
この様な建設関連以外の相談を受けた時、
すぐにお断りはしていません。

「まず事柄を整理し、問題を絞り込んだ後に
解決手法を探されてはいかがですか?
解決手法は様々です。
当事者が納得出来る手法を選択し解決するのが
ベストだと思いますよ」
と伝えます。

そして、
「そして、これは一種の戦いです。
対抗手段として何より大切な事は理論武装する事です。
まず原因を究明しないと、
何故その様な結果になったか分かりませんよね」
と付け加えます。

ごく当たり前の話なのです。
ですが、思いの丈が高い分だけ、
こんな当たり前の事がわかって頂けないのです。
害された感情だけが目の前にあるために、
相手の不当を批判するばかり。
より問題を複雑にしてしまいます。
更に
「そんな事をいうなら、あなたが相手を説得してくださいよ」
と発言される方もおられます。
「おいおい、相談に来ておいてそれはないだろう」
…という事も多々あります。

原因があったから、結果がある。
それが基本なのです。
それを様々な人たちの様々な思惑が取り巻き、
事を複雑にしているのです。
まず、原因をおさらいする。
例えそれが自分に起因することであっても、
直視する必要があります。
それを踏まえた上で、
交渉相手に何を求めるのか、
それにまつわることが何で、
どう排除していかなくてはならないのか…。

当然のことながら、
事柄に関しての「理論武装」が不可欠なのです。

当事者意識を失ってはならないのです。

客観的に物事を見る目が必要なのです。